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「軍医の見た戦争 ― 歌人米川稔の生涯」(2022.8.12開催)参加チケット

¥1,000 税込

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ロシアのウクライナ軍事侵攻が始まって半年近くが経ち、すでに数万という両軍兵士や民間人が亡くなっています。 繰り返し報道される遠い国の惨事に対して、私たちは次第に感覚が鈍くなり、失われた命を思うときを持たないまま、コロナ第7波の日常を過ごしています。 先日の参議院選挙では、憲法改正が争点の1つとなりましたが、私たちは日本を普通に戦争ができる国に変えたいのでしょうか。 そもそも、私たちは戦争についてどのくらいリアルに想像しているのでしょうか。 世情に流されて結論を急ぐ前に、戦争を自分のもとに引き寄せて考えたいと思いました。 そこで、この企画では無名の歌人・米川稔の人生をひもとき、一人の命に思いを寄せながら、戦争が個人に人生に与える影響について考えます。 ■日時:2022年8月12日(金)19:30-21:00 ※入室開始19:15、閉会後30分程度のフリートークあり ■ゲスト:松村正直さん(歌人) ■参加費:1,000円 ※野兎舎の松村正治がコーディネーターを務める8/9開催のオンライン講座「詩人・福田須磨子(1922-1974)と長崎原爆」(ゲスト:友澤悠季さん)に参加を申し込まれた方は、無料でご参加いただけます。 https://apply.npa-asia.net/items/63392570 ■参加方法:参加費をお支払いくださった方には、前日にZoomリンクと配付資料をメールでお送りします。前日夜~当日お申込みの方には、開会前にお送りします。 ===================== 米川稔(1897-1944)は北原白秋の結社「多磨」に所属する歌人で、本業は産婦人科医。1942年に45歳で召集され、軍医としてニューギニア島の東部に渡りました。ここはマラリアや飢餓のために多くの兵が苦しみ、生存者はわずか7%であったと言われる地域です。 瀬戸物などの毀(こは)れしごとく死にてゆくこの死(しに)ざまを何とか言はむ 密林の長き夜ごろをさめやすく鼠額(ぬか)を超え蜥蜴は脛(すね)を這ふ 爆弾破片に傷(やぶ)れし病床日誌を展(の)べ戦死を誌すその二日のちに 米川はこうした生々しい作品を現地で詠み、短歌誌に次々と発表しました。そして1944年に「病衰のために行軍不能に陥り」自決したと伝えられています。 彼の残した短歌を読みながら、一個人が戦争をどのように見たのか、また戦争が個人の人生をどのように変えてしまうのかについて考えたいと思います。